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「お兄様……アルファ……大好きです」
その言葉を最後にセシルの体から力が抜け、ゆっくりと目を閉じて息を引き取った。
俺は力が抜けてしまったセシルの手を掴みながら、小さな声で呟くように言う。
「……ああ、セシル。兄ちゃんも……お前が大好きだぞ」
何でもっと早く気づいてあげる事が出来なかったんだろう?
あのとき聖母の愛大聖堂でシエルがセシルだって気づいていれば、セシルは死なずにすんだのかもしれない。
全部……全部俺がもっと早くに気づいていれば!
「ブラッドさん……」
アルファに名前を呼ばれた俺は、伏せていた顔を上げて左目にアルファの姿を映した。
「ブラッドさん……自分のこと責めないでください」
「っ!」
「あなたは……何も悪くない。悪いのは全部……あの日を止められなかった、僕たちのせいなんですから」
「……アルファ」
そう言ってアルファは俺に向かって深々と頭を下げる。
「本当に……ごめんなさい。……こんな事をしても、僕たちがあなたやセシルにした罪が許されるわけじゃない。でも……どうか謝らせてほしいんだ」
アルファからの謝罪を聞いた俺は、何て言ったら良いのか分からなかった。
正直、アルファからの謝罪を受けても、アルファの事を許せる気がしなかった。
でもセシルの事を心から愛していたアルファの姿を見て、アルファの姿に自分の姿を重ねた。
だから俺は……。
「……俺はお前の事を許す事は出来ないって、さっき言っただろ? それは謝罪をされたところで、直ぐに変わるものじゃない。でも……これもさっき言ったけど、お前は妹の事を助けてくれた、妹の事を愛してくれた。だから俺から言えるのはこれだけだ」
俺は優しい笑みを浮かべてながら言う。
「お兄様……アルファ……大好きです」
その言葉を最後にセシルの体から力が抜け、ゆっくりと目を閉じて息を引き取った。
俺は力が抜けてしまったセシルの手を掴みながら、小さな声で呟くように言う。
「……ああ、セシル。兄ちゃんも……お前が大好きだぞ」
何でもっと早く気づいてあげる事が出来なかったんだろう?
あのとき聖母の愛大聖堂でシエルがセシルだって気づいていれば、セシルは死なずにすんだのかもしれない。
全部……全部俺がもっと早くに気づいていれば!
「ブラッドさん……」
アルファに名前を呼ばれた俺は、伏せていた顔を上げて左目にアルファの姿を映した。
「ブラッドさん……自分のこと責めないでください」
「っ!」
「あなたは……何も悪くない。悪いのは全部……あの日を止められなかった、僕たちのせいなんですから」
「……アルファ」
そう言ってアルファは俺に向かって深々と頭を下げる。
「本当に……ごめんなさい。……こんな事をしても、僕たちがあなたやセシルにした罪が許されるわけじゃない。でも……どうか謝らせてほしいんだ」
アルファからの謝罪を聞いた俺は、何て言ったら良いのか分からなかった。
正直、アルファからの謝罪を受けても、アルファの事を許せる気がしなかった。
でもセシルの事を心から愛していたアルファの姿を見て、アルファの姿に自分の姿を重ねた。
だから俺は……。
「……俺はお前の事を許す事は出来ないって、さっき言っただろ? それは謝罪をされたところで、直ぐに変わるものじゃない。でも……これもさっき言ったけど、お前は妹の事を助けてくれた、妹の事を愛してくれた。だから俺から言えるのはこれだけだ」
俺は優しい笑みを浮かべてながら言う。



