「約束します。僕は必ず来世であなたを見つけ出します。その時は僕のお嫁さんになってくれませんか?」
「アルファ……。でも来世って……ことは……記憶が……ないんだよ?」
「記憶がなくたって構いませんよ。だって記憶がなくても、僕は君を見つけ出せる自信がありますから」
「……アルファ」
僕の言葉にセシルはとても嬉しそうに微笑んだ。
その時残った二枚の羽根の内一枚が黒く染まりきると、黒い砂と化して消えていく。
「アルファ……私も……あなたを探して見せるよ」
「うん、でも君の事を見つけるのが僕が先ですよ。先に僕が君を見つけて、今度は僕の方から、君にプロポーズするから」
「……ううん。きっと……今度もまた、私が先にアルファを見つけて、また私が……こう言うの。……あなたの……お嫁さんになりたいって」
その言葉に僕は笑って見せた。
そして最後の残った一枚の羽根が黒く染まっていく。
もうそろそろ自分の命が消えると悟ったのか、セシルは最後にブラッドさんへ視線を移動させた。
「……お兄様」
「っ!」
お兄様と呼ばれたブラッドは、涙を流しながらセシルへと視線を移動させた。
そして彼に伸ばされた手を優しく掴んだ。
「おに、さま……レオンハルト……兄様と、ミ……リィちゃ……んに、伝えて……ほしいんです」
「……ああ、何でも言ってみな? 必ず伝えてやるから」
「……では、お二人に……【大好きです】と……伝えてください」
「っ! ……ああ、分かった。必ず伝えてやる」
大きく頷いて見せたブラッドさんに安堵したセシルは最後に言う。
「お兄様……アルファ……大好きです」
その言葉を最後に、最後に残っていた一枚の羽根が黒く染まりきると、それもまた黒い砂と化して消えてしまった。
同時に彼女の体からも力が抜け、セシルは一滴の涙を流すとゆっくりと目を閉じて、安らかに息を引き取った。
「アルファ……。でも来世って……ことは……記憶が……ないんだよ?」
「記憶がなくたって構いませんよ。だって記憶がなくても、僕は君を見つけ出せる自信がありますから」
「……アルファ」
僕の言葉にセシルはとても嬉しそうに微笑んだ。
その時残った二枚の羽根の内一枚が黒く染まりきると、黒い砂と化して消えていく。
「アルファ……私も……あなたを探して見せるよ」
「うん、でも君の事を見つけるのが僕が先ですよ。先に僕が君を見つけて、今度は僕の方から、君にプロポーズするから」
「……ううん。きっと……今度もまた、私が先にアルファを見つけて、また私が……こう言うの。……あなたの……お嫁さんになりたいって」
その言葉に僕は笑って見せた。
そして最後の残った一枚の羽根が黒く染まっていく。
もうそろそろ自分の命が消えると悟ったのか、セシルは最後にブラッドさんへ視線を移動させた。
「……お兄様」
「っ!」
お兄様と呼ばれたブラッドは、涙を流しながらセシルへと視線を移動させた。
そして彼に伸ばされた手を優しく掴んだ。
「おに、さま……レオンハルト……兄様と、ミ……リィちゃ……んに、伝えて……ほしいんです」
「……ああ、何でも言ってみな? 必ず伝えてやるから」
「……では、お二人に……【大好きです】と……伝えてください」
「っ! ……ああ、分かった。必ず伝えてやる」
大きく頷いて見せたブラッドさんに安堵したセシルは最後に言う。
「お兄様……アルファ……大好きです」
その言葉を最後に、最後に残っていた一枚の羽根が黒く染まりきると、それもまた黒い砂と化して消えてしまった。
同時に彼女の体からも力が抜け、セシルは一滴の涙を流すとゆっくりと目を閉じて、安らかに息を引き取った。



