「あなた様の言う通り、これは【魔剣マール】でございます。あなた様が持っておられるその剣も魔剣ですわよね?」
セイレーンはそう言いながら鞘からマールを抜くと、私に刀身を見せてくる。
その刀身は海のように真っ青でまた透き通っても見えた。
だから刀身の向こうにセイレーンの顔がはっきりと見える。
でもどうして彼女は私にマールの刀身を見せてきたのだろう?
本物のマールだと分からせるためにわざと?
「た、確かにそうですけど、そんな軽々しく魔剣マールだと言っても良いんですか?」
「問題ありませんわ。マールがそう申しているのですから」
セイレーンは優しく微笑するとマールを鞘へと戻した。
マールがそう言っているって事は、私たちを警戒していないって事で良いの?
でもセイレーンにレーツェルの事を話すのは……。
『オフィーリア。心配はありません。彼女に私の事を話して下さい』
「……良いの?」
『はい』
彼女から了承を得た私は鞘からレーツェルを抜き、その刀身をセイレーンへと見せてあげる。
「あなたの言う通り……私が持っているこれは魔剣です。魔剣の名前はレーツェルと言います」
「魔剣レーツェル……やはり、そうでしたのね」
私はレーツェルを鞘に戻した後、彼女に問いかける。
「教えて下さい。どうしてあなたは私が魔剣を持っていると分かったんですか?」
「……何となくですわ。何となくそんな気がしたのですよ」
「な、なんとなく?」
それでも彼女は私が魔剣を持っている事を言い当てた。
本当になんとなくなのだろうか?
疑問に思うところはいくつかあるけど、彼女がそう言うのなら今はそういう事にしておこう。
そう思っていた時、彼女は目を細めると言う。
セイレーンはそう言いながら鞘からマールを抜くと、私に刀身を見せてくる。
その刀身は海のように真っ青でまた透き通っても見えた。
だから刀身の向こうにセイレーンの顔がはっきりと見える。
でもどうして彼女は私にマールの刀身を見せてきたのだろう?
本物のマールだと分からせるためにわざと?
「た、確かにそうですけど、そんな軽々しく魔剣マールだと言っても良いんですか?」
「問題ありませんわ。マールがそう申しているのですから」
セイレーンは優しく微笑するとマールを鞘へと戻した。
マールがそう言っているって事は、私たちを警戒していないって事で良いの?
でもセイレーンにレーツェルの事を話すのは……。
『オフィーリア。心配はありません。彼女に私の事を話して下さい』
「……良いの?」
『はい』
彼女から了承を得た私は鞘からレーツェルを抜き、その刀身をセイレーンへと見せてあげる。
「あなたの言う通り……私が持っているこれは魔剣です。魔剣の名前はレーツェルと言います」
「魔剣レーツェル……やはり、そうでしたのね」
私はレーツェルを鞘に戻した後、彼女に問いかける。
「教えて下さい。どうしてあなたは私が魔剣を持っていると分かったんですか?」
「……何となくですわ。何となくそんな気がしたのですよ」
「な、なんとなく?」
それでも彼女は私が魔剣を持っている事を言い当てた。
本当になんとなくなのだろうか?
疑問に思うところはいくつかあるけど、彼女がそう言うのなら今はそういう事にしておこう。
そう思っていた時、彼女は目を細めると言う。



