「必ず……必ず帰って来てください。アムール様、ブラッド」
「ああ」
アルは魔剣の姿に戻ると、俺の右手の中に戻った。
魔剣アムールを構えた俺は、思い切り地面を蹴ってクラウンの元へと飛んで行く。
「クラウン!!!!」
高く飛び上がった俺は、頭上にアムールを構えて刀身を思い切り振り下ろした。
クラウンも鞘からクリエイトを抜くと迎え撃った。
その拍子に軽く火花が散る。
「お前を殺して欠片を奪い返す!!」
「やれるものならやってみろ!」
クラウンはアムールの刀身を押し返すと、俺から少し距離を左手をかざした。
「闇の剣」
クラウンの背後に無数の闇の剣が姿を現すと、それは順番に俺目掛けて飛んできた。
『来るぞ!』
「ああ! 分かってるさ!」
俺は右目に魔力を注ぎながら目の前に神の守りを展開し、そのまま闇の剣に真正面から突っ込んでいく。
アムールを使って何とか闇の剣を跳ね返して行きながら、俺はクラウンに向かって左手をかざした。
「七つの星の力よ、その力を我が魔剣アムールに集めよ!」
詠唱と共にアムールの刀身が紅く輝きを放つと、凹みの中にある紅玉の中に精霊たちが集まっていく。
そして俺の周りに七つの剣が姿を現した。
それを見たクラウンはニヤリと笑みを浮かべ、右顔の仮面を外すと右目の中に浮かぶ魔法陣を不気味に輝かせる。
その姿を見た俺は更に右目に魔力を注いだ。
「お前の願いのために、オフィーリアを犠牲になんかさせない! 七つの剣よ、その力を持って目の前の者を切り捨てろ! 七星剣!!」
俺の掛け声と共に、七星剣はクラウンの元へ飛んでいく。
「俺は自分の願いを叶えるためなら、どんな奴だって犠牲にして足場として踏み越えていく! 彼女もその内の一人に過ぎないんだよ。俺を選ばないエアなんて、この世界に必要ない!!」
クラウンはクリエイトに魔力をまとわせると、自分の周りに黒い霞を作り出していく。
「なんだ?」
生み出された黒い霞による物なのか、七星剣たちはクラウンの少し目の前で光を失うと、光の粒となってその場で消えてしまった。
その光景に目を丸くした時、クラウンの詠唱が耳に届く。
「ああ」
アルは魔剣の姿に戻ると、俺の右手の中に戻った。
魔剣アムールを構えた俺は、思い切り地面を蹴ってクラウンの元へと飛んで行く。
「クラウン!!!!」
高く飛び上がった俺は、頭上にアムールを構えて刀身を思い切り振り下ろした。
クラウンも鞘からクリエイトを抜くと迎え撃った。
その拍子に軽く火花が散る。
「お前を殺して欠片を奪い返す!!」
「やれるものならやってみろ!」
クラウンはアムールの刀身を押し返すと、俺から少し距離を左手をかざした。
「闇の剣」
クラウンの背後に無数の闇の剣が姿を現すと、それは順番に俺目掛けて飛んできた。
『来るぞ!』
「ああ! 分かってるさ!」
俺は右目に魔力を注ぎながら目の前に神の守りを展開し、そのまま闇の剣に真正面から突っ込んでいく。
アムールを使って何とか闇の剣を跳ね返して行きながら、俺はクラウンに向かって左手をかざした。
「七つの星の力よ、その力を我が魔剣アムールに集めよ!」
詠唱と共にアムールの刀身が紅く輝きを放つと、凹みの中にある紅玉の中に精霊たちが集まっていく。
そして俺の周りに七つの剣が姿を現した。
それを見たクラウンはニヤリと笑みを浮かべ、右顔の仮面を外すと右目の中に浮かぶ魔法陣を不気味に輝かせる。
その姿を見た俺は更に右目に魔力を注いだ。
「お前の願いのために、オフィーリアを犠牲になんかさせない! 七つの剣よ、その力を持って目の前の者を切り捨てろ! 七星剣!!」
俺の掛け声と共に、七星剣はクラウンの元へ飛んでいく。
「俺は自分の願いを叶えるためなら、どんな奴だって犠牲にして足場として踏み越えていく! 彼女もその内の一人に過ぎないんだよ。俺を選ばないエアなんて、この世界に必要ない!!」
クラウンはクリエイトに魔力をまとわせると、自分の周りに黒い霞を作り出していく。
「なんだ?」
生み出された黒い霞による物なのか、七星剣たちはクラウンの少し目の前で光を失うと、光の粒となってその場で消えてしまった。
その光景に目を丸くした時、クラウンの詠唱が耳に届く。



