「そんな力なんかで、誰も守り切れるはずがないだろ! とっとと消えてください! 僕の邪魔をしないでくれ!! 破壊の咆哮!!!」
大きな黒玉は頭の闇の玉に分裂すると、それは鋭い槍へと姿を変えると、私たちに向かって勢い良く降り注がれた。
「レーツェル!」
しかしレーツェルは一切慌てる事はなく、私を安心させるために笑顔を向けてくれた。
彼女の笑顔を見た時、私は【きっと大丈夫】だと自分に思わせる事が出来た。
心から彼女の事を信じる事が出来て、安心して任せてみようと思えた。
レーツェルは真剣な表情を浮かべると、最後の詠唱を始める。
「守護の神よ、聖なる力を持って我らを守り給え! 聖なる祈り!」
目を閉じて私たちを守るように、温かい光で包み込んでいてくれた女性――守護の神はカッと目を見開くと、大きな白銀色の魔法陣を頭上に展開する。
そしてそれは大きな四つの盾へと姿を変えると、私たちを守るように東西南北に配置された。
白銀色のバリアを作り出すと、破壊の咆哮の魔法を無効化していく。
「な、んだと!」
レーツェルの魔法に圧倒されたのか、アルファは軽く舌打ちをするとその場から姿を消した。
アルファの姿が消えた事を確認したレーツェルは、絡めていた手を解くと軽く息を吐いた。
「ふう……随分と久しぶりに使った魔法だったので上手くいくか不安でしたが、無事成功してよかったです」
「えっ……ええ……」
彼女の言葉にさすがの私でも少し脱力してしまった。
だからこそ無事に成功して良かったって本気で思う。
私はレーツェルのさっきの魔法を思い出して、ぎゅっと右拳に力を込めた。
こうしてレーツェルが自分で魔法を使うところを間近で見たのはこれで三回目。
本来だったら、彼女の力は私が使いこなせていないといけないものだ。
レーツェルの力の源は【人を信じる気持ち】だ。
人を心から信じれば信じるほど、彼女の力は威力を増していく。
しかし私はブラッドと出会う前まで、人を信じる事を恐れてしまっていた。
だから彼女の力を使う事が出来なかった。
大きな黒玉は頭の闇の玉に分裂すると、それは鋭い槍へと姿を変えると、私たちに向かって勢い良く降り注がれた。
「レーツェル!」
しかしレーツェルは一切慌てる事はなく、私を安心させるために笑顔を向けてくれた。
彼女の笑顔を見た時、私は【きっと大丈夫】だと自分に思わせる事が出来た。
心から彼女の事を信じる事が出来て、安心して任せてみようと思えた。
レーツェルは真剣な表情を浮かべると、最後の詠唱を始める。
「守護の神よ、聖なる力を持って我らを守り給え! 聖なる祈り!」
目を閉じて私たちを守るように、温かい光で包み込んでいてくれた女性――守護の神はカッと目を見開くと、大きな白銀色の魔法陣を頭上に展開する。
そしてそれは大きな四つの盾へと姿を変えると、私たちを守るように東西南北に配置された。
白銀色のバリアを作り出すと、破壊の咆哮の魔法を無効化していく。
「な、んだと!」
レーツェルの魔法に圧倒されたのか、アルファは軽く舌打ちをするとその場から姿を消した。
アルファの姿が消えた事を確認したレーツェルは、絡めていた手を解くと軽く息を吐いた。
「ふう……随分と久しぶりに使った魔法だったので上手くいくか不安でしたが、無事成功してよかったです」
「えっ……ええ……」
彼女の言葉にさすがの私でも少し脱力してしまった。
だからこそ無事に成功して良かったって本気で思う。
私はレーツェルのさっきの魔法を思い出して、ぎゅっと右拳に力を込めた。
こうしてレーツェルが自分で魔法を使うところを間近で見たのはこれで三回目。
本来だったら、彼女の力は私が使いこなせていないといけないものだ。
レーツェルの力の源は【人を信じる気持ち】だ。
人を心から信じれば信じるほど、彼女の力は威力を増していく。
しかし私はブラッドと出会う前まで、人を信じる事を恐れてしまっていた。
だから彼女の力を使う事が出来なかった。



