ベータからしたら命の恩人であるクラウンの目的が、後少しで果たされようとしていた時に、俺の邪魔が入ったんだ。
当然、彼女が俺を憎いと思うのは当たり前な事なんだけどさ。
「そうかよ。じゃあそんな俺をお前は見ているだけで良いのか? ガンマみたいに戦おうとはせず、約束を守るために戦う事を望まないって言うのか?」
「それは……!」
「一つ言わせてもらうけどな、それはただの弱虫のする事だ。口だけでは気に入らない、憎いと言っておきながら、自分では行動を起こそうとはしない。それはお前が弱虫で恐れているからだ」
「……この私が……弱虫だと!」
【弱虫】と言う言葉に相当頭にきたのか、ベータは殺気を放すと今にも俺を殺す勢いでギロリと睨みつけてきた。その姿に俺は軽く笑った。
「ん? その言い方だとお前は弱虫じゃないんだろ? だったらどうする? どうやって俺に弱虫じゃないって証明する?」
『お、おい……ブラッド。それ以上挑発するのはやめとけ』
「えっ?」
頭の中でアルの声が聞こえた瞬間、ベータは剣を構えると右足を思い切り踏み込んで、一気に俺との距離を縮めた。
「なっ!」
俺は咄嗟に魔剣アムールで迎え撃ち、剣の刃が激しくぶつかり合って火花が散った。
しかしベータの方の踏み込みが強いのか、俺はジリジリと後ろへと押されていく。
「くっそ……二人してなんつ〜力だよ……!」
一瞬でも気を緩めれば確実にベータから一撃をもらうことにある。
「お前……生まれる性別……絶対間違えただろ……!」
徐々に後ろへと後退して行く中、今度は剣を構えたガンマが俺たちに剣を振り下ろしてきた。
「なっ!」
その姿を見た俺は一瞬アムールを自分の方へと引いた。
そして前方に全体重が掛かっていたベータの体が倒れかけるのを見て、俺は彼女のお腹に思い切り蹴りを打ち込んだ。
「がはっ!」
ガンマの剣が俺たちの元へ振って来たと同時に、彼女の体は後ろの大木へと強く打ち付けられ、俺はアムールでガンマの大剣を迎え撃った。
「おお、良いねぇ! その判断力と瞬発力はよぉ!」
「お……前なぁ!! ベータごと俺をぶった切るつもりだっただろ!」
「それがどうした!」
こいつ……! 俺を殺すためならベータがどうなっても良いと思っているのかよ! さすがの俺でもそれだけは見逃す事は出来ねぇな!
「おい……ガンマ! 覚悟しろよ!!」
「んあ?」
俺はそう呟き右目に巻いていた包帯を外した。
そしてカッと右目を見開き、紅い瞳に魔力を注いだ。
当然、彼女が俺を憎いと思うのは当たり前な事なんだけどさ。
「そうかよ。じゃあそんな俺をお前は見ているだけで良いのか? ガンマみたいに戦おうとはせず、約束を守るために戦う事を望まないって言うのか?」
「それは……!」
「一つ言わせてもらうけどな、それはただの弱虫のする事だ。口だけでは気に入らない、憎いと言っておきながら、自分では行動を起こそうとはしない。それはお前が弱虫で恐れているからだ」
「……この私が……弱虫だと!」
【弱虫】と言う言葉に相当頭にきたのか、ベータは殺気を放すと今にも俺を殺す勢いでギロリと睨みつけてきた。その姿に俺は軽く笑った。
「ん? その言い方だとお前は弱虫じゃないんだろ? だったらどうする? どうやって俺に弱虫じゃないって証明する?」
『お、おい……ブラッド。それ以上挑発するのはやめとけ』
「えっ?」
頭の中でアルの声が聞こえた瞬間、ベータは剣を構えると右足を思い切り踏み込んで、一気に俺との距離を縮めた。
「なっ!」
俺は咄嗟に魔剣アムールで迎え撃ち、剣の刃が激しくぶつかり合って火花が散った。
しかしベータの方の踏み込みが強いのか、俺はジリジリと後ろへと押されていく。
「くっそ……二人してなんつ〜力だよ……!」
一瞬でも気を緩めれば確実にベータから一撃をもらうことにある。
「お前……生まれる性別……絶対間違えただろ……!」
徐々に後ろへと後退して行く中、今度は剣を構えたガンマが俺たちに剣を振り下ろしてきた。
「なっ!」
その姿を見た俺は一瞬アムールを自分の方へと引いた。
そして前方に全体重が掛かっていたベータの体が倒れかけるのを見て、俺は彼女のお腹に思い切り蹴りを打ち込んだ。
「がはっ!」
ガンマの剣が俺たちの元へ振って来たと同時に、彼女の体は後ろの大木へと強く打ち付けられ、俺はアムールでガンマの大剣を迎え撃った。
「おお、良いねぇ! その判断力と瞬発力はよぉ!」
「お……前なぁ!! ベータごと俺をぶった切るつもりだっただろ!」
「それがどうした!」
こいつ……! 俺を殺すためならベータがどうなっても良いと思っているのかよ! さすがの俺でもそれだけは見逃す事は出来ねぇな!
「おい……ガンマ! 覚悟しろよ!!」
「んあ?」
俺はそう呟き右目に巻いていた包帯を外した。
そしてカッと右目を見開き、紅い瞳に魔力を注いだ。



