「羽ばたくのはもう少し待って欲しい、かな? まだ、愛美をじっくり味わっていたいから……それに、結婚式だって挙げたい」
「結婚式! いいんですか?」
「俺は拒否した覚えはないけど?」
樹さんがニッと笑って私の額を指で小突いた。
忙しくて結婚式どころじゃないなんて思っていたけれど、樹さんがちゃんと考えていてくれたことが嬉しくて、思わず顔が綻んだ。
「愛美、君を心の底から愛してる。幸せにすると誓うよ、なにがあっても……」
引き合うように身体を寄せると、唇をそっと重ね合わせた。
「私も、ずっとずっと愛してます」
優香のひょんな思い付きからはじまった恋。それは、もしかしたら、甘い甘い彼女の罠だったのかもしれない。けれど、こんな幸せな結末ならその罠に嵌って一生抜け出せなくてもいい。
彼と一緒なら、どこまでも――。END
「結婚式! いいんですか?」
「俺は拒否した覚えはないけど?」
樹さんがニッと笑って私の額を指で小突いた。
忙しくて結婚式どころじゃないなんて思っていたけれど、樹さんがちゃんと考えていてくれたことが嬉しくて、思わず顔が綻んだ。
「愛美、君を心の底から愛してる。幸せにすると誓うよ、なにがあっても……」
引き合うように身体を寄せると、唇をそっと重ね合わせた。
「私も、ずっとずっと愛してます」
優香のひょんな思い付きからはじまった恋。それは、もしかしたら、甘い甘い彼女の罠だったのかもしれない。けれど、こんな幸せな結末ならその罠に嵌って一生抜け出せなくてもいい。
彼と一緒なら、どこまでも――。END



