星明かりと。

「そうではない。

シリリンシャを案内せねば」

「全くその通りですが」とルミ。

「ルミ。
分かりやす過ぎ」とシリリンシャ。

「左様ですか?」

三名は襖を開けて室内に入る。娘のデイが待っていた。

しばらく車座でお茶を飲んだ。