先生の全部、俺で埋めてあげる。




先生は彼氏を亡くしてからどれだけ辛い思いをしてきたんだろう。


俺が考えたところで先生の闇の深さは計り知れなくて。


「もう誰も好きにならない自信もあったし、恋愛も一生しないって決めてたの」




だから先生は、俺を頑なに受け入れてくれなかったんだ。


俺は生徒だし、無理もないのかなって思ってたけど。


生徒じゃなくてもきっと受け入れてくれなかった。




でも。


「そんなの、間違ってるよ…」


いくら自分の愛している人が自分のせいで亡くなったとしても。


そんな事したって、なんの意味があるんだよ…。


「それが私のできる最大の罪滅ぼしだって思ってたの」