「先生いいですよ、柾木のクレープ俺が持ってるんで。 せっかくなんだし彼氏と一緒にまわってくればいいんじゃないですか?」 俺が言った言葉になぜか2人ともシーンとしちゃって。 2人して俺の顔をじっと見る。 俺、なんか変なこと言ったかな? 「キミ、もしかして里見くん?」 急に名前を呼ばれて固まる。 …なんでお前が俺の名前を知ってんだよ。 「そうですけど」 「莉子から聞いてるよ、里見くんの話」