「くぁぁ〜…」 「キョウ、大口開けすぎ」 「さーせーん」 繁華街の大通りを歩いていたら諷賀にあくびを注意されちまった。 結局空姫探しのことは考えても考えてもいい案は思い浮かばず。 オレと諷賀は気分転換に希空のナワバリの見回りをすることにした。 テキトーなとこで細い道に入る。 綺羅びやかな世界から漏れてくる光と月の光だけが頼りの薄暗い道。 向こうの喧騒がただただ聞こえる中、意識して耳を澄ますとやっと聞こえる鈍い音。