「よっしゃ探すぞー!!」
「目立つから叫ぶな。
それでなくても髪のせいで目立ってんだから」
日が落ちてから希空がナワバリにしている繁華街に来たオレ達。
早速絶望してるっぽい人を探そうと歩き始める。
結局作戦会議ではいい案があまり思いつかず、実際に探し回るという力技に出ることになったのだ。
十分くらい歩いたところで、泣きながら歩いている女の人を見つけた。
化粧が濃いけど、多分まだ若い。
「諷賀」
「ん、いいと思う。話しかけるか」
もう見つかるなんてツイてるな!
この調子なら他の奴らももう見つけてたりして。



