「おじいちゃんに人間失格とまで言わせた想の彼女がまさか美結ちゃんだったなんて……!」 「ええ、今度おじいちゃんとおばあちゃんに報告しに、お参りに行きましょうね、お父さん」 「そうだねっ」 にこやかなんだか泣いているんだかわからない両親に見送られて、やっと僕の部屋へ入れた。 てか、え? 僕はじいちゃんに一体なんだと思われていたんだ……? そんなん初めて聞いたよ。 「き、緊張した~」 僕の部屋に入るなり、胸を押さえて大きく息を吐いた美結。 「ごめん。なんか向こうだけで盛り上がってて……」