「里宇ちゃん、男子の制服にしたの?」
「うん。そろそろ気分転換しようと思って。どう? 美結ちゃん。合ってるかな」
と、両腕を広げて見せる里宇。
「似合ってるよー。男の子の格好の里宇ちゃん、久々に見たよ。あたしって言うのもやめたんだ?」
「別に俺、女子になりたかったわけじゃないしね」
僕の隣の美結は僕より飲み込みが早かった。
そして僕の後ろになっている小唄は魂が抜けてしまっていた。
「里宇、男の格好だとふつーにイケメンだな」
ダメージの少ない東輝が里宇のこと見ながら言う。
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