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「謝る? お前の思考回路って時々っつーか、毎回わかんねー」
朝練を終えて更衣室にいるとき、尚には話した。
相も変わらず呆れられた。
「いや、さすがに昨日の態度は悪すぎたと思って」
「いいんじゃねーの? 彼女いるって知っても言い寄ってくるヤツなんだから、撃退しておいて」
「撃退するにしても、ちゃんと俺に幻滅してもらわないと。二度とそういう気にならないように」
「……お前俺よりひでーわ」
何と言われようと僕には美結だけだから、中途半端に期待させてしまっているのは申し訳ないと思ってしまう。
思いっきり嫌われたほうがいい。
そして、もっと自分だけを好きになってくれる人が絶対にいるはずだから。
「謝る? お前の思考回路って時々っつーか、毎回わかんねー」
朝練を終えて更衣室にいるとき、尚には話した。
相も変わらず呆れられた。
「いや、さすがに昨日の態度は悪すぎたと思って」
「いいんじゃねーの? 彼女いるって知っても言い寄ってくるヤツなんだから、撃退しておいて」
「撃退するにしても、ちゃんと俺に幻滅してもらわないと。二度とそういう気にならないように」
「……お前俺よりひでーわ」
何と言われようと僕には美結だけだから、中途半端に期待させてしまっているのは申し訳ないと思ってしまう。
思いっきり嫌われたほうがいい。
そして、もっと自分だけを好きになってくれる人が絶対にいるはずだから。



