「湊音…ごめんね。すぐ止まるから」


湊音は何も言わない


私達は無言のまま飛行機に乗りアメリカへ到着した


「いろは、ここが僕達の家だよ」

案内されたのはタワーマンションの最上階だった


「ここなら誰にも邪魔されずに暮らせる」


ここにいたら永遠に晴太くんにもひなたにも、みんなにも会えない