「じゃあもう僕は必要ないね。」

ひなたは頭に手を伸ばすと髪の毛を取った


「えっ!?ちょひなた」

髪の毛を取った!?

「ごめんいろは。中学の時は嫌だったけど、今は陽ちゃんもいるしスカートとか髪の毛とか全然平気なんだ」

陽ちゃんとはひなたの婚約者のこと

「そうなんだ、良かったねひなた」

ひなたの髪は優しい茶色でふわふわしている