中島くん、わざとでしょ【番外編】




中島くんが部屋を出て行って45分が経った。

じっとしてたらお腹の痛みは引いてきて、代わりに緩やかな眠気が襲ってきた。



……ちょっとだけ、横になっていいかな。

中島くんの帰ってくる音がしたら、何事もなかったように降りよう。そうしよう。



体を倒すと、心地よく沈んだ。

中島くんの匂いがしてドキドキする。

気持ちいい……。



目を閉じたら、一緒に眠ってるみたいに感じられて、さらにドキドキが加速した。



中島くん、

……中島くん。

胸がギュッとしまる感覚。



目を開けたら、中島くんが隣で寝てるなんてことはもちろんなくて。ただの妄想で。殺風景な部屋が横向きに映るだけ。




ぼんやりとした頭で、中島くんとのトーク画面を開いた。