その日の昼休み。

「せっかく久しぶりに4人でご飯食べられるのに・・。」

という結愛をなだめて、私は陽向と一緒に川瀬君を呼び出した・・。

「なんだよ!二人そろって呼び出して・・。」

川瀬君は私たちを少しからかうように言った。

「川瀬・・。
俺と花、付き合うことになった。」

「マジ・・?
二人で呼び出すからそうかな・・とは思ったけど。
よかったな!!」

陽向の肩をバシバシ叩きながら喜んでくれた。

そんな川瀬君を見て
私もうれしかった。

「おう!」

「川瀬君。
本当にいろいろありがとね。
サッカーの試合の時のことも・・。」

川瀬君はもう、私たち二人にとって大事な存在だよ。

こんなこと軽々しくは言えないけど。

川瀬君にもいつか素敵な人と幸せになってほしいな・・・

そう思っていた時だった・・