陽向side

日曜日。

俺は花とデートをすることになった。

前日の夜、急に花から誘われた。

珍しくて驚いたけどうれしかった。

花から誘ってくれるのも珍しかったから。

花から教えてもらった電車に乗ると、
窓の外を見つめている花がいた。

声をかけようとしたとき、俺は花の表情を見て固まった。

すごく悲しそうな表情をしていたから・・

こんな花は見たことなくて俺は驚いた。

「花。」

俺は花にそんな顔をしてほしくなかった・・

それからの花はさっきの表情は何だったのかと思うくらいいつもの笑顔でデートを楽しんでるようだった。

俺は花のことを心配しながらも、

初めての遊園地デートを楽しんだ。