「花?」

え・・・!

気が付くと、そこには陽向がいた。

「ひ、陽向!」

びっくりした!

「どうかした?」

「咲野君、告白されてたでしょ!?」

結愛の言葉に私は思わず結愛の顔を見た。

そんなストレートに聞いちゃうの!?

「・・うん。」

やっぱり・・告白されてたんだ・・・。

私なんか・・・。

「花!もちろん断ったよ。
俺が好きなのは花だから。」

陽向のその言葉が私の心を明るくした。

何を不安に思ってたんだろう・・

「ありがとう。」

これがいわゆるやきもちなのかな・・

私はそんなことを思っていた。