「2Aアニマルカフェ! いかがですか〜!」 「ですかー。」 猫の形の看板を持って諒くんと廊下を歩く。 今日は関係者しか入れないようになってるから、 廊下にはほぼ生徒だけ。 明日は廊下もぎゅうぎゅうになるだろうから 今日のうちにたくさん楽しみたいな。 「天使先パイだ…!」 「まじで天使…!」 すれ違う人の3分の2くらいの人が いちごの天使とか天使とか言ってくる。 恥ずかしい…。 やっぱり派手で目立つよね…。 意外に運動部を中心にわたしの名前(?)が 浸透しちゃってるし…。