「何やってんだよ!兄貴!!」
宮瀬の怒号と同時に不快なハウリングが倉庫内に響いた。
…ナオだ。
やっと、ナオが動いてくれた。
奥のフロアの扉が開き、ナオと幹部が出てくるのが見えた。
ナオが拡声器を持って話し始める。
『宮瀬聖。城田翔。動くな。武器を捨てろ』
下の様子が見たくて、階段を駆け下りる。
血を流し、くたばってしまったナオの大切な仲間たち。
彼らを飛び越え、フロアの中央へ近づく。
2階からじゃ死角になってて見えてなかったけど、ナオの後ろに従っている幹部が、手を縛られた沙耶と共に立っていた。
ナオは拡声器を地面に置き、あたしたち3人へ近づいてくる。
宮瀬の怒号と同時に不快なハウリングが倉庫内に響いた。
…ナオだ。
やっと、ナオが動いてくれた。
奥のフロアの扉が開き、ナオと幹部が出てくるのが見えた。
ナオが拡声器を持って話し始める。
『宮瀬聖。城田翔。動くな。武器を捨てろ』
下の様子が見たくて、階段を駆け下りる。
血を流し、くたばってしまったナオの大切な仲間たち。
彼らを飛び越え、フロアの中央へ近づく。
2階からじゃ死角になってて見えてなかったけど、ナオの後ろに従っている幹部が、手を縛られた沙耶と共に立っていた。
ナオは拡声器を地面に置き、あたしたち3人へ近づいてくる。



