その印に触れて隼人の顔を見上げた。

「私もつけました。

私だけのモノですよ?」

「…」

大きく目を見開いた隼人がみるみる赤くなり、次第にその目を細めて、嬉しそうに笑い私の首筋に顔を埋めた。

「!!
やっ!見えるところはやめっ!」

すぐさま唇が塞がれた。

「可愛いことしすぎだ。
俺は一生麻美だけのものだ。」

「私も…隼人だけのものです…」

ぎゅっと私も抱き締め返すと

「…この格好で煽るなよな」

と苦笑いして

「仕事だし、昨日頑張りすぎたから朝からはさすがに昼間に響くな。じじぃだな俺。でも今すごく抱きたいんだけど」

熱っぽい瞳に見つめられ心拍数が一気に上がる。

「だめです!!
遅刻しますから!

…続きは夜にお願いします…」

「だから!その顔が煽ってるんだ!!
あぁぁ無理っ!!」

そのままバスタオルに包まれてベッドに運ばれて…先生のスイッチを入れてしまった私は朝から甘く愛された。