『百瀬歩(ももせあゆみ)』
それが彼女の名前だった。

院内の患者がおもに利用しているカフェで彼女は働いていた。

そう…俺が毎日昼休憩に訪れるカフェ。

見つけた。

モモ…明日君の病室を訪れたら君はどんな顔をするんだろう?

俺と彼女の話を酒の肴にこの日の飲み会は久々に盛り上がった。