この歌は、コーヒーを飲みながらさくらちゃんを想い、作詞作曲した曲だ。

ヘタレな俺は話しかけることもできず、その想いを込めて彼女が好きだと桜の花に例えて歌っている。

本当はDesert のワンマンライブで歌う予定だった。
さくらちゃんをライブに誘い、この曲を彼女の目の前で…いや無理だな。

今、目の前にいるサクラさんが、両手を口に当てて、真っ赤になって照れている。

可愛らしいサクラさんに気をとられ、思わずドキリとしてベースを弾く手がとまってしまった。

サクラさんに対してもこんな状態なのに、本人を目の前にしたら冷静に演奏するなんて不可能だろう。

ベースを弾くことを諦めて、演奏はタカさんにまかせ、両手でマイクを握りしめて、歌うことだけに集中する。


彼女への想いを歌にのせて…。