控え室にもどり、タオルで汗を拭きながらペットボトルの水を一気に喉に流し込む。
ステージを終えたばかりの身体は興奮して熱をもっていた。
「サイコーだったな」
口角をあげてニッと笑うマサキとメンバーが拳をつき合わせた。
俺に視線を合わせたマサキは、
「大翔、今日のお前とくにサイコー! いつもしかめっ面のくせに笑いやがって。
ヴォーカルの俺より目立ってたぞ。
サクラさんの視線も独り占めしてたしマジそれだけはムカつくわ。」
手にしたハットで俺の頭をはたき、にんまり笑う。
「まっこれでサクラさんも女の子のハートも大翔が鷲掴みだろ。
次のワンマンライブ楽しみだな」
ベースを手放した俺は、いつものヘタレな俺に戻ってしまい、マサキの言葉に、サクラさんの笑顔を思い出して耳まで赤く染め上げていた。
ステージを終えたばかりの身体は興奮して熱をもっていた。
「サイコーだったな」
口角をあげてニッと笑うマサキとメンバーが拳をつき合わせた。
俺に視線を合わせたマサキは、
「大翔、今日のお前とくにサイコー! いつもしかめっ面のくせに笑いやがって。
ヴォーカルの俺より目立ってたぞ。
サクラさんの視線も独り占めしてたしマジそれだけはムカつくわ。」
手にしたハットで俺の頭をはたき、にんまり笑う。
「まっこれでサクラさんも女の子のハートも大翔が鷲掴みだろ。
次のワンマンライブ楽しみだな」
ベースを手放した俺は、いつものヘタレな俺に戻ってしまい、マサキの言葉に、サクラさんの笑顔を思い出して耳まで赤く染め上げていた。