拝復 此方も野分の影響は殆(ほとん)ど無く、電車が止まって学校に遅れた程度です。 家も店も無事で、二軒隣の酒屋の看板が傾いた事と、向かいの家で出しっ放しにしていた桶が失くなったとかなんとか。 兎に角、どこも問題ありません。 濡れながら植木鉢を避難させていた女性を手伝いながら、貴女のことを考えていました。 濡れたり、怪我をしたり、帰れなくなったりしていないだろうか、と。 こんな時、手紙ではもどかしいものです。 (廃棄)