そこでふと思い出す。スマホじゃなくてもビデオ通話はできるよなって。
「ハルちゃん、パソコンって持ってたっけ?」
「うん。大学に入った時に買ってもらったの」
「ノートパソコンだよね?」
さっき、ハルちゃんのデスクらしき机に新しいノートパソコンが置かれていた。
叶太のパソコンは日曜日、お袋が取りに来てるはずだから、あそこにあったのはきっとハルちゃんのパソコン。
「うん」
「じゃあさ、パソコンにカメラが付いていると思うよ」
だけど、この言葉だけじゃ伝わらなかった。
そう言えば、叶太が、ハルちゃんは電子機器が苦手って言ってた、と思い出す。
不思議そうに首を傾げるハルちゃんに更に説明する。
「あのね、パソコンにもマイクとカメラが付いていて、スマホみたいにビデオ通話できるの、知ってる?」
ハルちゃんはふるふると首を左右に振った。
「じゃあさ、教えてあげよっか。叶太に連絡するといいよ」
「うん! お願いします!」
あ、これは眩しすぎる。
そのとき見せてくれたハルちゃんの笑顔は間違いなく、昨日と今日の二日間の中で一番輝いていた。
「ハルちゃん、パソコンって持ってたっけ?」
「うん。大学に入った時に買ってもらったの」
「ノートパソコンだよね?」
さっき、ハルちゃんのデスクらしき机に新しいノートパソコンが置かれていた。
叶太のパソコンは日曜日、お袋が取りに来てるはずだから、あそこにあったのはきっとハルちゃんのパソコン。
「うん」
「じゃあさ、パソコンにカメラが付いていると思うよ」
だけど、この言葉だけじゃ伝わらなかった。
そう言えば、叶太が、ハルちゃんは電子機器が苦手って言ってた、と思い出す。
不思議そうに首を傾げるハルちゃんに更に説明する。
「あのね、パソコンにもマイクとカメラが付いていて、スマホみたいにビデオ通話できるの、知ってる?」
ハルちゃんはふるふると首を左右に振った。
「じゃあさ、教えてあげよっか。叶太に連絡するといいよ」
「うん! お願いします!」
あ、これは眩しすぎる。
そのとき見せてくれたハルちゃんの笑顔は間違いなく、昨日と今日の二日間の中で一番輝いていた。



