まだドキドキしていたけれど、ご飯を食べる準備をして食卓につく。
メニューはそうめんだった。
夏の暑さを和らげてくれる見た目。
つゆの中にはねぎが入っていて、食器がおしゃれだからかそれだけで美味しそうに見える。
「いただきます」
ちゅるちゅると一口食べる。
冷たくて美味しい……!
もう一口、もう一口と嚥下する。
つい手が進んでしまう……気持ち悪くもならない。
久しぶりにご飯が美味しく食べられてる……!
嬉しくなって、少し感動してしまう。
「美味しい?」
隣に座っている流川くんが優しい声でたずねてくる。
「うん、美味しい!」
笑顔でこたえると、彼もつられたように笑う。
すると、前にいた清さんもどこか安心したように微笑んだ。
「はは、たくさんあるから遠慮せんでいいからね」
「ありがとうございます……!」
みんなが笑顔になる。
食卓が温かい。
昨日のことまでが嘘みたいだ。
でももちろん嘘なんかじゃなくて。
思わずじっと見つめてしまうほど、美しい所作で食べる流川くん。
私の視線に気がつくと、こっちを向いて綺麗な顔で微笑む。
「……っ」
ずっと見ていたいなんて思うけれど、そんなことできなくてそらす。
心臓が異常なくらいドキドキして、体温が上がって。
やっぱり私、朝からおかしい。
でも昨日までの暗い、嫌なドキドキじゃないからまだセーフかな……?
感動やときめき、色々な気持ちが混ざり合いながらお箸を進めた。
メニューはそうめんだった。
夏の暑さを和らげてくれる見た目。
つゆの中にはねぎが入っていて、食器がおしゃれだからかそれだけで美味しそうに見える。
「いただきます」
ちゅるちゅると一口食べる。
冷たくて美味しい……!
もう一口、もう一口と嚥下する。
つい手が進んでしまう……気持ち悪くもならない。
久しぶりにご飯が美味しく食べられてる……!
嬉しくなって、少し感動してしまう。
「美味しい?」
隣に座っている流川くんが優しい声でたずねてくる。
「うん、美味しい!」
笑顔でこたえると、彼もつられたように笑う。
すると、前にいた清さんもどこか安心したように微笑んだ。
「はは、たくさんあるから遠慮せんでいいからね」
「ありがとうございます……!」
みんなが笑顔になる。
食卓が温かい。
昨日のことまでが嘘みたいだ。
でももちろん嘘なんかじゃなくて。
思わずじっと見つめてしまうほど、美しい所作で食べる流川くん。
私の視線に気がつくと、こっちを向いて綺麗な顔で微笑む。
「……っ」
ずっと見ていたいなんて思うけれど、そんなことできなくてそらす。
心臓が異常なくらいドキドキして、体温が上がって。
やっぱり私、朝からおかしい。
でも昨日までの暗い、嫌なドキドキじゃないからまだセーフかな……?
感動やときめき、色々な気持ちが混ざり合いながらお箸を進めた。



