
着替えを済ませて皐月くんにメッセージを送った。
今日は皐月くんのお家でまったりふたりで映画を観る日です。

皐月くんからの返信を見て、また鍵開けっぱなしなんだ……。と思いつつ自分の家を出た。
皐月くんの家までは徒歩1秒。
「……おじゃま、します」
主がいるのを分かっていて、鍵が空いていると言われていても人の家に勝手に入るのはどうも慣れない。
スマホを片手に、昨日買っておいたお菓子を持ち皐月くんがいるであろうお部屋に向かった。
「皐月くん、おじゃまします」
「おう、」
皐月くんの背中に声を飛ばせば振り向いた皐月くんはそのままフリーズした。
じっと私を見つめたままの皐月くん。なんだろう、いつでもどうぞって言われたからって早く来すぎたかな……?



