友達イジメ

☆☆☆

その後サッカー部の練習が終わるまでグラウンドにいたあたしを、ユウジが一緒に帰ろうと誘ってくれた。


ユウジと肩を並べて家に変える日が来るなんて思ってもいなくて、どんな会話をしたのか正直覚えていなかった。


自室へ入ってからも夢見心地から脱することができず、あたしは終始フワフワとした感覚に囚われていたのだった。