友達イジメ

そんなに前からあたしたちの悪口を言っていたなんて……!


知っていれば、スズがターゲットにされる前にサチを殺す事ができたのに!


あたしは奥歯を噛みしめ、拳を握りしめた。


「ねぇ、あんたあたしに強力してくれる?」


「え? あたしがアキコちゃんの役に立てるの?」


「もちろんだよ」


あたしはそう言い、ニヤリと笑ったのだった。