友達イジメ

☆☆☆

《サチ:スズのやつ、最近調子に乗ってない?》


自室でユウジの出ている新聞を確認していたとき、サチからそんなメッセージが送られて来た。


相当腹を立てているみたいだ。


《アキコ:まぁね。デビューしてから自分はすごいんだって顔をしてるかも》


《サチ:そうだよね!? スズがデビューできたのはカオリさんの呪いのおかげなのに勘違いしてんだよ!》


サチの言いたいことはもっともだった。


でも、自分だってカオリさんのおかげで良い思いをしているのだから、同じだと思う。


あたしたちは3人とも、自分の努力で願いを叶えたわけじゃない。


今のサチにそんなことを言っても無駄みたいだけれど。


《アキコ:サチはどうしたいの?》


《サチ:……スズをイジメて、もう1度願いを叶えてもらいたい》


そう言うと思っていた。