友達イジメ

「そういえば、リカコってお昼ご飯ないんじゃなかった?」


ふと思い出したようにスズが言った。


「そういやそうだね」


教室内を見回してみてもリカコの姿はない。


食堂にでも行ったのかもしれない。


あたしたち3人は顔を見合わせてニヤリと笑い、リカコを探すため教室を出たのだった。