サチの言葉に思わず笑い出してしまいそうになった。


3万ぽっちで自分の体を売るなんて、もったいなさすぎる。


「放課後、1年生の昇降口で待ってるから用意して来てね」


サチがコトネへ向けてそう言ったのだった。