仮眠室で囁いて

「ふっ」
頭の上で笑い声が聞こえる。

「何さっきから百面相してんだよ」

寝起きで微かに掠れた色気を含んだ声にドキドキする。

恥ずかしくて腕で胸を隠すとすっぽり先生に抱き締められた。

「飲みすぎだ。しかもなんで坂口と飲んでんだ?迎えにこいって電話してきたかとおもえば酔いつぶれてるし」

「あの…ごめんなさい」

「…ダメだ。お仕置きだ。

麻美は俺のものだ。俺以外は見るな。」

唇が首筋をゆっくりと這っていく。
「んっっ」

だんだんと下に向かい鎖骨を強く吸い上げる。

胸の前で合わせていた手の甲に口付け、指を唇で甘噛みする。
ぞくぞくする。
緩んだ手の隙間から胸元に唇を這わせて何度も強く吸い上げた。

「やっ…」
 
「麻美…愛してる…愛してる」

「せん…せ…
私も好き。先生が好き。
ずっと一緒にいたい。」

先生は私の頬を両手で包み込み、
胸元から顔をあげて視線をあわせた。

「やっと言った」

そう言って嬉しそうに笑い唇を重ねた。

「もう朝だ。
夜に仕切り直しだ。今夜覚悟しとけよ」