名残惜しそうにトイレに話し掛ける貴史ちゃんになるべく冷たい視線を送る。
「な、なんだよ、その目は」
貴史ちゃんは、大きく一歩後ずさった。まったく、大袈裟だなぁ。
俺に対して神経過敏になっているっぽい貴史ちゃん。その耳に顔を寄せた。
「あのさぁ、貴史ちゃん、昼間の事忘れちゃったあ?
ばらされたくなかったら、俺の言う通りにしておいたほうがいいと思うけど、ね?」
と、耳打ち。
貴史ちゃんは、みるみる顔を強張らせて、さらに、一歩後ずさった。
「お、お前っ!!」
その顔、いいねぇ。キョンといい、貴史ちゃんといい、揃いも揃って俺の感性を刺激してくれちゃってまあ。
「んー。なあに?」
「お前、絶対、地獄に堕ちるぞ!」
ふむふむ。貴史ちゃん、捨て台詞まで定番なのね。
貴史ちゃんは、バタバタと足音を立てて奥の部屋に入って行った。
地獄に堕ちる、か――。
「うん、俺もそう思う」
「……そうなの?」
思わず零れた独り言に、トイレの中から、思わぬ返答が返ってきた。
「ああ、キョン、今の聞こえちゃった?」
トイレのドアに話し掛ける。
「うん。なんで地獄に堕ちるなんて思うのよ……ですか?」
「な、なんだよ、その目は」
貴史ちゃんは、大きく一歩後ずさった。まったく、大袈裟だなぁ。
俺に対して神経過敏になっているっぽい貴史ちゃん。その耳に顔を寄せた。
「あのさぁ、貴史ちゃん、昼間の事忘れちゃったあ?
ばらされたくなかったら、俺の言う通りにしておいたほうがいいと思うけど、ね?」
と、耳打ち。
貴史ちゃんは、みるみる顔を強張らせて、さらに、一歩後ずさった。
「お、お前っ!!」
その顔、いいねぇ。キョンといい、貴史ちゃんといい、揃いも揃って俺の感性を刺激してくれちゃってまあ。
「んー。なあに?」
「お前、絶対、地獄に堕ちるぞ!」
ふむふむ。貴史ちゃん、捨て台詞まで定番なのね。
貴史ちゃんは、バタバタと足音を立てて奥の部屋に入って行った。
地獄に堕ちる、か――。
「うん、俺もそう思う」
「……そうなの?」
思わず零れた独り言に、トイレの中から、思わぬ返答が返ってきた。
「ああ、キョン、今の聞こえちゃった?」
トイレのドアに話し掛ける。
「うん。なんで地獄に堕ちるなんて思うのよ……ですか?」



