「肩が嫌だったら、クチビルにしとく?」
「どうして、たすくさんは、そういう事を恥ずかしげも無く言えるのよ」
正座したままのキョンは、俺の肩口ではあ、と溜め息をつく。
「恥ずかしいことなんて何もないじゃない。
愛し合ってるもの同士、チュウするのは当たり前でしょ?」
「その考え、根本から間違ってるわよ。
誰と誰が、愛し合ってるのよ」
「俺とキ――」
「私以外の名前を出してね」
意地悪ぅ。
あーあ。このまま強引にチュウ! って思うのに、どうして出来ないんだろうね。
ぜんっぜん、たっしーらしくないの。
『相手だって、してほしいって思ってるんだぜい、本当は』って悪魔君の囁きに素直に従うのに、キョン相手だと邪魔は入るのよね。
『ダメよ、だめぇ。嫌われたらどうするのよ! 嫌われたらっていうか、すでにきらわれてるのよ?』って天使ちゃん。俺の中にも天使ちゃんがいたのね。驚き。
というか、天使ちゃん。すでに嫌われてるってその言い草、ちょっと酷くないかしら。
でもね、天使ちゃん、俺にも理性の限界ってのがあるの。
こんな暗闇で、かつ、この至近距離。我慢できそうもないわよ。
押し倒しちゃおうか。
あ、だめ。狭すぎて押し倒せないじゃあん。
「……初めてで座位ってきついよねえ? やっぱり初めては、俺が上で優しくリード……」
「何一人でぶつぶつ言ってるのよ。気持ち悪いわよ」
ガーン。き、気持ち悪いって……。
「どうして、たすくさんは、そういう事を恥ずかしげも無く言えるのよ」
正座したままのキョンは、俺の肩口ではあ、と溜め息をつく。
「恥ずかしいことなんて何もないじゃない。
愛し合ってるもの同士、チュウするのは当たり前でしょ?」
「その考え、根本から間違ってるわよ。
誰と誰が、愛し合ってるのよ」
「俺とキ――」
「私以外の名前を出してね」
意地悪ぅ。
あーあ。このまま強引にチュウ! って思うのに、どうして出来ないんだろうね。
ぜんっぜん、たっしーらしくないの。
『相手だって、してほしいって思ってるんだぜい、本当は』って悪魔君の囁きに素直に従うのに、キョン相手だと邪魔は入るのよね。
『ダメよ、だめぇ。嫌われたらどうするのよ! 嫌われたらっていうか、すでにきらわれてるのよ?』って天使ちゃん。俺の中にも天使ちゃんがいたのね。驚き。
というか、天使ちゃん。すでに嫌われてるってその言い草、ちょっと酷くないかしら。
でもね、天使ちゃん、俺にも理性の限界ってのがあるの。
こんな暗闇で、かつ、この至近距離。我慢できそうもないわよ。
押し倒しちゃおうか。
あ、だめ。狭すぎて押し倒せないじゃあん。
「……初めてで座位ってきついよねえ? やっぱり初めては、俺が上で優しくリード……」
「何一人でぶつぶつ言ってるのよ。気持ち悪いわよ」
ガーン。き、気持ち悪いって……。



