薔薇のお屋敷のシンデレラ




「いや…あの、」


「お待ちください」

そう言って私の言葉を遮り、別の男性が目の前に出てくる。


「ぜひ私と」


「いや。私をお選びください」


次から次へと知らない男性が目の前に現れる。


他の女性がどう思うかは分からないが、私からしたら恐怖しかない。


もう泣きそうだった。


「皆様、申し訳ありませんがこの方は私との約束が先約なので」


そう言って私を助けてくれたのはアンナ様だった。

「お、王妃様!これは失礼しました。」


そう言って男性たちはどこかへ行ってしまった。


「アンナ様‼」

どうしてここに…。