「ーーーー龍。
あたしは大丈夫、あたしはーーー「いつも、あげはを守るのは、白だから。
いつも、悔しかった。

だけど、今は、守らせてーー」


俺は奴らに近づいた。


少し尻込みしてる奴らを、睨んだ。



「なんだよ、こっちには女の子いるんだよ?
近づいたらーーいたっ!」


ふっ。




あげは、は男のみぞおちにパンチを繰り出した。


やっぱり、守らせてはくれないか。
あげはってこう言う子だよな。


だけど隙は、出来た。



「あげは!!
来い!!」


俺がそう叫んだ時、あげはが走って来る。





側にいた男が、あげはを捕まえようと手を伸ばした。












カシャンーーーー。



前にも、聞いた金属音。



「よっしゃ、俺の手錠さばきどうよ!
さすが、俺!!」





え、マジかよ。




「ーーーー黒?」





宙を待った金属音は、男の両手にしっかりついてる。




「よし、確保!!」




黒の叫びと、同時に警察官が突入してきたことに、目が開きっぱなし。


その中に白がいた。