「本当にいいんですか?
本当に関係ないで済ましていいんですか?」

ツヨシの力強い瞳に、押し黙ったのは俺。
今更、気になるなんて言えない。。


「ーーもう、あげはには白が居るから」


そう、白が居る。

白が、あげはを幸せにしてあげる。
それでいい。


もともと、釣り合わなかった。

純粋なあげはと、真っ黒に染まった俺。

釣り合わなくて当たり前。

「ーーもう、好きじゃない。」

気持ちなんか、胸の中に押し込んで
知らないフリをした。