「ーーーー龍さん、居た。
何してんすか、そんなとこで。」


身体を少しあげたら、バイクに跨り炭酸片手にツヨシがいた。


久しぶりだ。


ツヨシに会うの。


「ーーーーそれこそ、久しぶりだな。
倉庫さあ、たまには行くかな!」


ほんと思いつき。



「え、来てくださいよ!みんな、喜びます!」


ほら、俺にはーーーー居場所がある。




それだけでいい。


ソフトな身軽さに、心が少し跳ねた。