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変わらない愛なんてない。
変わらない気持ちなんてない。
やっぱり、あげはもそうなんだ。

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「やっぱり、優しければいいの?
龍じゃなくても、白でもいいわけだ。
あげはって、心変わりする様な女なんだ」


言いたくないのに、出る言葉はあげはを傷つける言葉。


「おい、ユウ。
言いすぎだ。
なんだよ、その言い方!」


怒鳴りつけたのは、弟のレイ。


あげはが、泣きそうに顔を歪めた。


「ーーまあ、確かに出会った時から白に心奪われていたみたいだし、いいんじゃないの?

だけどーー結局、あげはも心変わりする女なんだって、悲しかっただけだからーー。」



そうーー。




結局、どの女も心変わりする。




「ユウ、それはあげはには関係ない!!
アイツとは違う!「何が、違うわけ?アイツなんか、最低じゃん!自分の子供に、ユウレイとかつける母親だ!!」






そうーーーー。


母親は、最低な奴。




双子だからってマシな名前は、無かったのか。