どうしてもーーーー
白に惹かれる。



どうしてもーーーーーー
白に揺れ動かされる。


縋っていいのか、、

頼っていいのか、、



「ーーーーーー白。

あたし、やっぱり白が好きっ」










いつも、優しくて

いつも、暖かい。





いつも優しく包み込む白に、
いつだって惹かれていた。



「本当?嬉しい。
あげはっ」


優しい笑みに


優しい声かけ

そして、ギュッと抱きしめた。


龍の時とはやっぱり違う安心感。


「やっぱり、白といると安心する。
あたし、白を好きになってもいい?」



初めから、白にしたら良かったのかも知れない。


いつだって優しい白。



いつだって少し怖い龍。




あたしはーーーーー







「好きになってよ、俺のこと。
あげは、俺と付き合ったらもう離さないから」


そんな、恥ずかしいセリフを当たり前の様に言う白に、加速するドキドキ。


あたしはーーーー白に身を委ねた。