「朝から誘惑すんなし。
ゆあは、小悪魔だなっ」

そう言うと、先生は私にまた口付けた。
だけどそれも、軽いキスで
少し物足りない。

すぐに離れてく唇に、唇を引き結び先生を見た。

「マジ、やめれ。
その目。もう、今は無理。」


無理!?

思わずしょんぼりしてしまう。



「バーカ、男の事情だよ。
どうしても、朝だけは無理だ!!
赤松にでも、聞け!!
きっと、答えられるわけねーで、真っ赤になるに一票!!」


あは、と意地悪く笑う先生の顔に

やっぱり好きと、再確認。


「今度聞いてみます!」

気になる。

朝からの男の事情と言う奴が知りたい。

煌がなんて言うか。