案内された部屋。


シンプル過ぎて、寂しさがこみ上げる。

「我慢出来なくなるから、俺無理。
隣の部屋いるからっ」


ガチャン。

閉まった部屋。


寂しいーーーー。


好きって確認したのに、隣にいた先生が居ない。



ガチャ。


私は、隣にいるであろう先生の部屋の前で、佇んでいた。



ガチャ。


突然開いたドア。
見知った胸の中ーーーー。




「ーーーー可愛い過ぎ。
寂しいのかよ。
こんな、我慢してんのにーー」


我慢ーーーー?


「俺だって男だよ。
一緒に寝たら触れたくなるーーーー。

我慢出来ずに傷つけたくない。」


意味を理解し、赤くなる私。


だけどーーーー

「寂しい。
好きって気づいて離れたくなくなった。

一緒に居たいっ」



止まらない好きーーーー。


加速するドキドキ。