「ーーーー可愛い声出すんだな。
お前っ、やっぱ俺誘惑してんだろ?
俺のTシャツ着て、しかも素足促してーー俺、男ってわかってる?


我慢出来なくなんだろうがーーーー」


抱きしめてきた腕が不意に、弱まりーーーーソファに、なだれ込む身体。


艶っぽい瞳が私を射抜くーーーー。





「明日、学校休みだし。

俺ん家に泊れよっ」


何日も外泊はやばいのではーーーー。
それにーーーー。


「心臓やばいです。
先生、離れてっ。
ドキドキして、おかしくなりそうっ」


私きっと、顔真っ赤だ。

恥ずかしさから潤む瞳。

見上げたら、先生。


「お前っ、その目やめれ。
寝る部屋準備するからっ」


離れてく先生に、寂しさがこみ上げる。