「わかんない訳?
ずっと、好きだったんだよ!

なのに何、アイツ。
いきなり来て、奪うだの枠に囚われないとか、ムカつくの。

なあーー、付き合わない?
俺が一番、ゆあに近いよね。
これから、意識して行けばいい。

好きになれよっ。
ちゃんと付き合わない?」


それはーーーーずっと居て気づかなかった。


近過ぎて気づかなかったのかも、知れない。

「いつから、私のことーー」


いつから、好きだった?

私は気づかなかったの?




「ーーーー、小さな時からずっと。
ちゃんと好きって思ったのは、6歳ぐらいかな。
モテモテの、ゆあを好きな奴がいっぱい居たからさ。」

そんな前からーーーー?


私は、大きくなった煌を見上げた。