ーーーーーーーーーーーー
バシッとドアが閉まる。
視線は私と、煌に注がれる。

嫌な予感がーーーー。

「二人共、いつから付き合ってたの?」

あ、どうしょうーー。

「ってか、悪魔先生とどう言う関係?奪うとかなんとか。
つまりーーーー赤松と奪い合い!?
ドラマみたいっ!!」


沙月ちゃん、楽しそうだ。

私は心がどんよりなのにーーーー。


「ーーーーゆあは、とっくに俺のだから。
いちいち言うことじゃないじゃん?
まあ、"誰かが"手を出せばわかんないけどな」



何だろう……。


いつもの煌はどこに、いったの?

「悪魔先生、奪うとか言ってたけど赤松はどうすんの?」


いつから、悪魔先生になったのかな?

「そんなのーーーー
やる訳ないろ、ゆあは俺のだからっ」









煌ーーーー。